EDの原因をもっと詳しく知りたい!改善方法について
「興奮するのに硬くならない」「セックス中に中折れした」などEDになるには様々な原因が考えられます。心因性のものから器質性、薬剤性、また日常生活パターンや生活習慣などです。あなたの当てはまる項目はどれですか?もっと詳しくみていきましょう。
目次
EDの原因について
EDの原因には大きくわけて、以下の3つの原因が考えられます。
心因性
日常のストレスやセックスのトラウマなど、精神的な問題が原因でおこるEDです。日常生活でのストレスや心の深い部分での原因など様々です。
【日常生活におけるストレス】
仕事などの緊張過剰やあせり、過労による原因や睡眠不足が考えられます。また妊娠の計画からのプレッシャーや恐怖感、パートナーとの感情的なトラブルなどです。さらに、不倫や別居、失恋なども挙げられます。
【深層心因】
幼少期のトラウマや母親への強い執着、去勢恐怖や近親相姦欲求、ホモ・セクシャルなどです。また自分では意識していないところでの抑圧された怒りや憎しみ、妬みや不安などです。
器質性
身体への外傷や病気など身体的ダメージが原因でEDになるケースです。
【加齢によるED】
年齢とともに血管や神経が衰え、脳から男性器への伝達がうまくおこなわれない事でEDになります。とくに動脈硬化による血管障害が挙げられ、加齢とともにEDになるのは避けられません。しかし、日頃からの生活習慣の見直しでEDは予防できるため、まだ症状が出ていない方は、見直していきましょう。
【生活習慣病によるED】
糖尿病や高血圧、肥満や運動不足によりEDの症状が出てきます。
とくに糖尿病になると、血糖値の高い状態が続き、勃起に必要な神経や血管がダメージを受けます。これにより性的刺激をうけても上手く男性器へ伝達されなかったり、血流が悪くなることでEDになるというわけ。
また高血圧だと、血管の中が通常よりも固く広がりにくく、男性器へ十分な血液を流すことができません。肥満や運動不足もEDの原因と考えられており、普段から運動する人に比べてリスクが3倍あるといわれています。
【神経障害が原因によるED】
勃起するには、脳からの信号を男性器へと伝達する神経が重要な役割を担います。そのため神経にダメージがあるとEDになりやすいのです。また脳出血や脳腫瘍、脳外傷、パーキンソン病、アルツハイマー病などは自律神経障害を起こしEDの原因になると言われています。
【手術や事故が原因によるED】
事故などの外傷により脊髄損傷や骨盤骨折をすると、神経が麻痺しEDになってしまいます。さらに、前立腺や膀胱ガン、直腸ガンなども男性器周辺の神経を傷つける可能性が高く、EDになってしまうこともあります。
【その他身体的なダメージによるED】
その他に考えられる要因として、慢性心不全や血液透析を受けている方は、男性ホルモンが変化しEDになる場合も。また、前立腺炎や前立腺肥大症、精巣静脈瘤などの泌尿器科の疾患もリスクが高まります。
薬剤性
特定の薬剤を使用することで、副作用としてEDを発症します。かかりつけの医師と相談しながら、治療の方針を決めていきましょう。自己判断により、薬の中断や減薬することはやめてください。
【中枢神経に作用するお薬】
・抗うつ薬
・抗けいれん薬
・抗精神病薬
・睡眠鎮静薬など向精神薬
・解熱や消炎鎮痛剤
【循環器系に作用するお薬】
・血管拡張剤
・脂質異常症治療剤
・不整脈治療薬
・利尿剤
・降圧剤
【消化管に作用するお薬】
・抗コリン薬
・鎮けい薬
・消化性潰瘍治療薬
【末梢神経に作用するお薬】
・抗コリン薬
・鎮けい薬
日常生活を見直してEDを予防!
EDになる原因は、日常生活のささいなことが原因になる場合もあります。加齢による予防も含めて、日頃から規則正しく過ごす意識をしましょう。また睡眠不足や過剰なストレスも運動することで解消することができます。自分の生活習慣を見直して、勃起不全の予防&改善をしよう!